キャッチボールのできる公園づくり推進事業

今の子どもたちの「遊び」って...?


近年、子どもたちの遊び環境が変化し、テレビゲーム全盛の時代とも言われています。それに伴い外で遊ぶことが減少し、普段の生活の中に家族や友達とのふれあいの場が明らかになくなってきています。さらには、危険だからとキャッチボールを全面禁止する公園もあり、自由にのびのびと遊ぶことのできる広場がなくなってきているのが現状です。

外でのびのびと体を動かすこと、家族や友達とふれあうことの楽しさ大切さを知らない子どもたち。遊びたくても場所がない......場所がないから遊べない......というジレンマ。このままでは何か大切なものが失われ続けていくのではないでしょうか。

キャッチボールのできる公園を!

子どもたちを取り巻くそのような環境にストップをかけるべく、キャッチボールを通して「子どもの社会性の育成・ふれあいの促進・健康増進に役立てることにより、健全な青少年の育成に資するとともに、公園利用の促進すること」をめざし、平成15年度より学識経験者・野球関係者・公園管理者からなる「キャッチボールのできる公園づくり懇話会」が発足し、身近な公園でキャッチボールができるようにするための方策について検討が重ねられました。 平成17年度から、この取り組みをより一層推進するべく、「キャッチボールのできる公園づくり推進会」と名称を変更され、(社)日本野球機構の支援により全国の都市公園を対象にした「キャッチボールのできる公園づくりモデル事業」を公募されることになりました。

浜山公園を役立てたい!

私たちNPO法人出雲スポーツ振興21では、この「キャッチボールのできる公園づくり」の趣旨に賛同し、浜山公園でたくさんの人にスポーツを通して交流していただきたいと思います。いつでも・だれでもご来園いただき、野球のボールとグラブを使ったキャッチボールだけでなく、サッカーボールやフリスビー、ビーチボール......いろいろな用具を使った遊び、そして一番大切な「心」のキャッチボールを行っていただきたいと思います。そして楽しんだ後は、それを話題にまたたくさんの会話を交わしていただけたらと思います。